希望のある世界の創生にむけて海洋開発を発展させよう。

希望のある世界の創生にむけて海洋開発を発展させよう。
世界の人口増大にともなって、世界的な大きな課題となってきた食料問題の解決方策や新しい産業の育成を目的として、海洋開発事業や自然再生循環系(sustainable)の経済・社会体制を創生し、地球温暖化防止等の環境創造を促進させ、地球の表面積の約70%の海洋の洋上利用や海洋資源開発関係等の新産業・事業、大規模洋上風力発電等のプロジェクトを発展・促進・推進させて、新しい雇用を創出し、世界の青年の夢と希望を拡げながら国際的な協力で、希望のある未来社会を創って行きましょう。

2009年7月6日月曜日

星野芳樹氏について

【以下に星野芳樹氏の活動に係わる人々の紹介記事です。】  

google検索を利用しました。


【出展引用】:以下の通り


ダニエルサラーム便り 根本 利通(ねもととしみち

http://jatatours.intafrica.com/habari66.html

【出展引用】

ケニア旅行記3
http://www.geocities.jp/walkabout_ted/kenya_travel3.htm


【出展引用】

第001回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会引揚促進並びに感謝決議に関する小委員会 第1号

 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/001/1536/00108071536001a.html


【出展引用】


日本―アフリカ交流史の展開 
日本-アフリカ交渉史の諸相を考える
―いくつかの研究課題と展望ー

大谷大学文学部  古 川 哲 史
2008 年1月15 日受付,2008 年1月31 日受理
連絡先: 〒603-8143 京都市北区小山上総町
大谷大学文学部
e-mail:

http://wwwsoc.nii.ac.jp/africa/j/publish/pdf/V72/75-81.pdf

星野芳樹氏について

【星野芳樹氏リンク:google検索】


http://www.google.com/search?q=%E6%98%9F%E9%87%8E%E8%8A%B3%E6%A8%B9&rlz=1I7GPMD_jaJP323&ie=UTF-8&oe=UTF-8&sourceid=ie7

つい先日に、Webで、私に恩師である星野芳樹氏 を調べていたら、下記の人が、みつかりました。

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星野芳樹氏のアフリカ活動の弟子 市橋隆雄氏の活躍について
(2009年7月6日掲載日 matuoka yuuji)


(市橋隆雄氏の活動リンク)

【出展引用】 :以下の通り

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2000年11月10日「市橋隆雄さんを囲む会 講演会」(三重県亀山市にて) P8
このように、私たちは「共に生きる」ということを課題としているんですが、また、歴史がどう動いているかということを、どんな風に考えているかということにも関心があります。

日本では、歴史は「輪廻転生」といわれるように、ぐるぐると回っていると考える人が多いです。けれども、僕はそうは思わなくて、私たちの一生は生まれるときがあって死ぬときがある、だから歴史の流れも、始めがあって終りがあると。つまり、歴史の流れは一直線にどこかに向っていると考えるのです。
では、歴史の終りに何が来るかっていうと、それは破滅ではない。そこには、新しい共同体というものができる。どんな共同体ができるかって言うと、世界の人たちがひとつの場所に集まって、一緒に生きる。それぞれの国の、それぞれの文化というものはそのままに、一緒に生きる共同体の生活が更に豊かになるための、捧げ物として用いられる、そういう世界。
なぜそういうことを信じられるかって言うと、先ほど言いました幼稚園の子供たちの世界を見ているからです。いろいろな国籍を持った子供たちが、違いを越えて一緒に生きています。そしてもうひとつ、私の教えているデイスター大学で、アフリカのいろんな言葉・習慣の違った国々の人たちが、ひとつの場所で一緒に生きている。

そして、私たちもケニヤに行って、日本人としてケニヤ人と一緒に生きています。
そういうことを私は体験して、それが、新しい世界を創りつつあると思っています。
国際結婚をして国籍のわからない子供たちが生まれてくる。そういう国籍を超えて生きようとする人たちが、この世界に増えていることだと思うんです。

ですから、私たちはケニヤに行ったらケニヤ人のようになれ、「日本国籍をどうして捨てないの」なんて聞かれるわけですけど、私はケニヤ人になろうとは思っていません。
いくらガンクロして、日焼けサロンで日焼けして、アフロヘヤ―にしても、私は絶対ケニヤ人にはなれないわけです。
むしろ、日本人として、このまま亀山の街で育って受け継いできたもの、日本人として受け継いできた文化、あるいは訓練が、アフリカ人と一緒に生きるときに、そこの生活を豊かなものとするために用いられる。
そして、日本人とケニヤ人が、違いを持ったまま一緒に生きている。
そのほうが僕は素晴らしいことだと思っています。

それから、歴史の最後に起こることを僕達は信じています。
今、「ナウい」ってことはかっこいいという意味で使われていますね。今「ナウい」ことはITですか…僕のイニシャルと同じですけど(笑)。
今新しいことは何かって言うと、たとえばこういうネクタイをしていますが、これは来年には古くなって、それもまた新しいのが出てきて古くなってしまう。
そうなると、一番ナウいことはどういうことかって言うと、一番最後に起こることが一番ナウい、新しいことだと思うんです。
ですから、歴史の一番最後に起こる、世界の人と違いを越えて一緒に生きることが……それを、今そのための努力をして生きているって言うことが、一番ナウい生き方だということになるんだと、思うんです。

今、僕はアフリカで生きていますけど、皆さんはこの亀山市で生きていらっしゃるわけですね。
ですから、この亀山市でも助けを必要としているひとたちがいても見えない場合もあるし、見ても目をそらしているかも知れないけど、そうじゃなくて、そういう人たちをしっかり見て、そういう人たちと一緒に生きようとするのが、ほんとうに素晴らしいコミュニティということではないかと思います。

最後に言いたいんですけど、平和を創りだすと言うのは、隔てを超えて生きる努力を、根気よく忍耐と情熱を持ってやることだと思います。
このことを、最後にひとつの例で説明したいと思います。

1994年4月に、ルワンダという国で2つの部族が争い、ひとつがもうひとつの部族を50万人以上虐殺する事件がありました。
その年の5月に、私はナイロビの大学で教えていたわけですけど、そのクラスにひとりのルワンダ人の学生がいました。
彼女は、その日非常に険しい表情でクラスに入ってきました。
で、その前日、彼女はルワンダにいる自分の家族が全部殺されたという知らせを受け取っていたのです。
彼女がどんな思いでその夜を過ごしたか、ほんとに皆さんも自分の愛する人を失ったことのある人ならおわかりになると思いますけど、もう一睡もできず、息も詰まって、胸が詰まってもう破裂しそうになったと言いました。
しかし、彼女はクラスに出てきて授業を受けました。
そして、自分の身に起こったことは、もうこれ以上の悲しみは生涯にないだろう。もう悲しくて身が張り裂けそうだ、と語りました。
他の学生たちも皆彼女のためにお祈りをしたわけですが、それで彼女は、「祖国に帰りたい。しかし帰れる状況にない」というんです。それは、殺した人たちへの憎しみから、自分は今、何をしでかすかわからない。自分が恐ろしいというんです。
しかし彼女が最後に言うのには、「自分は悲しいけど、今はここにとどまって勉強を続けて、この学校を卒業する。そして、卒業したら国へ帰りたい。そして、今ひどくなっている国のために、私は働きたい。私は、そのときは憎しみではなく、許しを、喜びを、持って帰る人間に変わりたい」と。

こういう女性がアフリカにはいます。
そういう人達がたくさんいて、そういう人たちがアフリカを支えていくと思います。
そして、平和というのは、そういう祈り、そういう願いから生まれてくると思います。
そういう人がいるということが、アフリカの未来を約束しているのだと思うわけです。

私達は、そういう人たちと一緒に生きるということ、いろんな悲しみはあるけれども、ひじょうに驚きもあるし感動がある、そういう生活を、これからもやっていきます。

2000年11月10日収録
講演:市橋隆雄


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【以上出展引用終わり】   

2009年7月2日木曜日

ベーリング海における古海洋環境変動に関する掘削調査

文部科学省   統合国際深海掘削計画(IODP)における研究航海の開始について

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/21/06/1278365.htm

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/21/06/__icsFiles/afieldfile/2009/06/23/1278365_1.pdf


1.日程(現地時間)※平成21年7月5日 ビクトリア(カナダ)にて開始(準備が整い次第、7月10日までに出港)ベーリング海(図1)にて掘削を実施9月4日 横浜に入港(掘削航海終了)※気象条件や調査の進捗状況等によって変更の場合あり。2.我が国から参加する研究者氏名 所属 役職高橋 孝三 九州大学大学院理学研究院 教授※本航海の共同首席研究者朝日 博史 東京大学海洋研究所 特任研究員池原 実 高知大学海洋コア総合研究センター 准教授井尻 暁 海洋研究開発機構 海洋・極限環境生物圏領域 ポストドクトラル研究員岡崎 裕典 海洋研究開発機構 地球環境変動領域 研究員岡田 誠 茨城大学理学部 准教授小野寺 丈尚太郎 高知大学 海洋コア総合研究センター 研究員坂本 竜彦 海洋研究開発機構 海洋・極限環境生物圏領域 研究代表者3.研究の概要本航海では、ベーリング海における過去約500 万年間の詳細な古海洋環境変動を調べ、太平洋と北極海との接続・分断の歴史(ベーリング海峡の開閉史)の解明を行い、その歴史の中でのベーリング海の持つ役割を明らかにすることを目的とします。特に以下の点が科学的に重要です。第1に、今回の科学掘削は新生代の後期における北半球氷河化の歴史の解明を目指した初めての本格的科学掘削という点で重要です。過去500 万年の間、特に270 万年前頃、地球の気候は、北半球にほとんど氷床のない温暖な状態から、4万年や10 万年の周期で氷河期が訪れる寒冷な状態へと移行したと考えられています。しかし、ベーリング海における本格的な科学掘削が行われてこなかったため、北部太平洋側における、このプロセスは科学史上、不明のままでした。第2に、数百年から数万年規模の長周期の大規模な気候変動のメカニズム解明と言う点で重要です。過去数十万年間にわたり、地球規模で、ミランコビッチサイクル※や数百年周期から数千年周期の気候変動が起こっていることが世界各地の氷別添1床コアや海底堆積物コアから明らかになっていますが、それを引き起こすメカニズムは不明のままです。これらの長周期から短周期の気候変動メカニズムを説明する候補として、北極海と太平洋の間に存在するベーリング海の役割があげられています。北太平洋の縁辺域であるベーリング海は、太平洋の表層水を北極海に運搬する役割があり、また、季節海氷形成にともなって形成されるベーリング海の高密度水が北太平洋中層水の起源水であると考えられていることから、汎世界的な気候変動メカニズムを解明する上で重要です。以上を明らかにするため、本航海では、1)ベーリング海における約500 万年前の鮮新世以降の気候変動と海洋表層環境の復元、2)ベーリング海における北太平洋中層水(深層水)の形成と影響の変動の解明、3)ベーリング海周辺の大陸氷床・河川流量・海氷形成史(ベーリング海と周辺の陸域との関連性)の解明、そして、4)気候変動に鋭敏に反応する縁辺域での気候変動と、汎世界的な気候変動との関連性の調査を行います。※ミランコビッチサイクル地球の公転と自転に関連する軌道要素の周期的変化が要因で、日射量が変動する周期のこと。周期は約2万年、約4万年、約10 万年の3つがある。図1 本研究航海の掘削予定地点(丸印が優先サイト、四角が代替サイト)

日本近海海底資源探査news

日本近海海底資源探査news

新たな海底熱水鉱床発見の可能性 -海底鉱物資源開発に期待-

1 概要
海上保安庁は、4隻の測量船「昭洋」「拓洋」「明洋」「海洋」に搭載されている最新の測量機器を用いて、沖縄本島北西沖の海底熱水鉱床の徴候が確認されている「伊平屋いへや小海嶺」「伊是名いぜな海かい穴けつ」を含む海域において詳細な海底地形調査を行い、新たに海底熱水鉱床の可能性が高い地形を発見しました。海底熱水鉱床は、地下深部に浸透した海水がマグマ等の熱により熱せられ、海底に噴出される過程で、熱水中の金、銀、銅、鉛、亜鉛等の重金属が沈殿したもので、金属鉱物資源の新たな供給源として期待されています。今回の調査の結果、伊平屋海丘群海域には、「伊平屋小海嶺」・「伊是名海穴」のみならず、海底熱水鉱床の存在が期待される特徴的なカルデラ地形が存在することが明らかになりました。今回の海底地形データを基礎情報として、新たな海底熱水鉱床が発見され、海底鉱物資源開発が促進されることが期待されます。海上保安庁では、我が国の海洋権益の保全に資するため、今後とも海底地形等の調査を推進するとともに、関係省庁とのデータの共有に努めてまいります。2 調査及び成果(ア)調査期間平成20 年7 月~平成21 年3 月(イ)調査海域沖縄本島の北西沖約100km の海域(ウ)調査内容海底地形調査(エ)成果概要別紙参照海上保安庁は、平成20年度に沖縄本島北西沖に位置する海底熱水鉱床海域を最新の測量機器を用いて調査し、海底熱水鉱床の可能性が高い地形を発見しました。今回の調査成果が、今後の海底鉱物資源開発の一助となることを期待します。問い合わせ先海上保安庁海洋情報部海洋調査課 課長補佐 冨山 新一技術・国際課海洋研究室 研究官 及川 光弘電話 03-3541-3815 (内線621)沖縄


http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAIYO/tairiku/EEZ.pdfhttp://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAIYO/tairiku/EEZ.pdf